はじめてお会いする方や、久しぶりに会う友人に
「おまえ、なんで今、花屋やねん?!」と、よく聞かれます。
もちろん、ヨメがフローリストだったのも一因ですが、
きっかけは英、マンチェスターのアーティスト「イアン・ブラウン」です。
彼が在籍し、僕が傾倒したバンド「THE STONE ROSES」が崩壊し
その当時を語ったインタビューの一言
「もう失望のあまり、音楽からは足を洗って、ガーデナーにでも転向しようと思った・・(概要)」
その頃、僕自身もひとつの岐路に立っており、
「それもありかな・・」と、気が付けば観葉メーカーの門を叩いていたのが発端です。
その後、意外とたのしかったり、勤務先が倒産したりと
そして多くの出会いにめぐまれて、なりゆくままに現在に至った感じです。
きっかけはイアン・ブラウン。
foliageの発端は、フラワーショップ、庭職人としては稀有なものですよね。
バンド時代から一貫して、前向きかつ肯定的で
人一倍の優越感と劣等感を内包するボーカリスト
そしてあの繊細かつ大胆な唯一無二の声
彼と所縁の深い音楽ライターさんの、雑務をお手伝いしていたときに
間接的にですが、彼の人柄に触れたり、
彼のソロデビューシングルをいち早く聴かせてもらえる機会がありました。
電話越しに、1曲フルで聴かせてもらった「My Star」
僕は涙がとまらなくって
僕自身も、これから何があったって、這いつくばっても1mmでも前に進もうと誓えた。
それまでのウジウジした文系少年から脱却できた瞬間だった。
「My Star」から10年
イアン・ブラウンの来日公演は3/4(火) 大阪 BIGCAT
明日、発売です。
多くの人に知ってもらいたいアーティストです。
ダイヒョウ
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